ニューヨークジャズ通信/ジャズの本場ニューヨークからホットな情報をお届けします。

山本恵理がお届けするN.Y. Jazz通信(2006/06/21)

山本恵理(ピアニスト)
大阪府出身
ニューヨーク在住10年。毎年春秋は帰国ツアーを行っている。
現在ニューヨークで新進ピアニストとして注目を浴びている。
山本恵理公式サイト:http://www.eriyamamoto.com/

皆さん、こんにちは。
UKツアー、日本ツアーを無事終え、NYに戻ってきました。
ライブにきて下さった方々、本当にありがとうございました!
ハードなスケジュールでしたが、メンバーのデイヴ、イクオさん、私の3人は、合間に築地市場に行ったり、温泉に連れていっていただいたり、行く先々で日本の初夏を満喫できました!。

特番:初UK(英国)ツアー!

今回はまず、先日初めて伺ったUKツアーの報告です。NYからヒースロー空港まで約8時間のフライト、そこから車で北西に2時間。イングランド地方の中央に位置するチェルテンハム スパ (Cheltenham Spa)で行われたCheltenham Jazz Festivalに初出演しました。地名の通り、この地方は今で言う療養のためのSpa発祥の地だそうで、私達のコンサート会場も、その昔はSpa用の水汲み場として使われていたそうです。コンサートは大盛況でした! その夜は、ミュージシャン、関係者が泊まるホテルにて大セッション大会になり、みんなビールでほろ酔い、遅くまでとても盛り上がりました。



会場となったPittville Pump Room.
その前に広がる公園では、多くの家族連れがサッカーを楽しんでいました。お母さんらしき人達もかなり上手だったので、びっくりしました 。



その後UK南西部、ウエールズ(Wales)地方のカーディフ(Cardiff)、スワンズゥイー(Swansea)でもコンサートを行いました。今まで知らなかったのですが、UKには大抵どの都市にもジャズ ソサイエティー団体が存在し、オペラ、その他の芸術同様、都市からの芸術活動助成金を受けているようです。あらゆる芸術活動をサポートする体制が整っていることに、アメリカに住む私にとっては、とても羨ましく思えました。聴きに来られていた方も、大変熱心に聴きいっておられました。とってもいいところでしたよ!
St. David‘s  Hall, Cardiffにて


ピアニスト、ジョン ヒックス亡くなる


昨年夏のチャーリーパーカー フェスティバルのリポートでもご紹介した、ピアニストのジョン ヒックスが5月10日、亡くなってしまいました。まだ64歳、亡くなる3日前にはハーレムで元気にライブをされていたそうで、本当に突然でした。先日Saint Peter's Churchで行われたメモリアルは、ケニーバロン、ムルグリューミラー、セシルテイラー、ランディーウエストンをはじめとする追悼演奏、立ち見が出るほどの沢山のミュージシャン、ファン等で埋め尽くされました。みんなに慕われた彼の人柄が偲ばれます。


NYもすっかり夏模様です。今年の夏はかなり暑くなりそうです!
7月末にはニューアルバム "Colbalt Blue" (Thirsty Ear Records)が発売です!
次回をお楽しみに!
山本恵理

ではまた次回をお楽しみに!
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